寄 稿 3


2001年8月23日〜24日
某メーカーで「キャリア開発」研修を担当した際に感じた事を、私たちのメーリングリストに投稿しました。
それに対して、匿名希望(40代の母親)さんが、下記の内容で投稿してくれたのです。
それぞれの受け止め方があるでしょうが、私は本気で夢の実現に取り組む決意表明のようにも感じました。是非実現させて欲しいですし、私も負けないように努力します。

こんにちは 矢野@ある地方です。
今回は少し真面目な話を2つさせてください。

【話題1】
今回は、あるメーカーで顕微鏡を使って作業をしていた製造の女性メンバーが、4ヶ月かけてOA専門の事務職に職種転換するということで、そのための「キャリア開発」研修です。研修に先立ち、動機づけをするのが私の使命でした。
初日の感想ラベルでは「不安」がとても多かったのですが、2日目の将来像を描くあたりで変わっていきます。
女性で大半が主婦なのですが、互いの夢を語るセッションはまさに主婦の井戸端会議になってきました。夫婦円満・家庭円満の秘訣を先輩が後輩に伝える場面もあったりと自由気ままにやっております。
当初は「職場から出された」と思い込んでいたメンバーが「これからの方がおもしろくなるかも」とか「これだけのメンバーがいるということは、もっと自信をもっていいんだ」とか徐々に自信をつけ、目の色が変わってきているのも事実です。
いつものキャリアをベースに、私生活にも配慮した進め方なのですが、そのような中で「子供から信頼させる親(働く女性として)になりたい」とか「PCのインストラクターになりたい」とかイメージが広がっていきます。
休憩時間も、互いの夢を共有化しておりました。
もちろんこのようなプロジェクトは難しく微妙な問題も抱えているのですが、「キャリア」というのはいかなる対象にも当てはまり、元気にしてあげらあれるテーマなのかな?と思っております。
 とにかく、私にとっては貴重な経験でした。

【話題2】
ただ、残念なことが一つありました。
メンバーの中に「心の病」を持った女性が居て、矢野さんの毒気に当てられ二日目は欠席してしまいました。
事前情報がなかったので仕方がないと言えばそうですが、とても残念です。
ただ、この問題はいまや特別なテーマではありません。
皆さんの傍に居る人、あるいは皆さん自身が陥ってしまう可能性も高いのです。
そこで提案です。私の友人が「カウンセリング」の仕事をしているのですが、彼から「メンタルヘルス」「カウンセリング」について講義を受けてみませんか?

こんばんは、○○です。
先生のメールを拝見して、心に少し気になる点がありました。
どうしても会社の空き時間ではじっくり考えてメールできないので、自宅でゆったりした気分で打っています。
内容は、私個人の話がほとんどなので私信メールとさせていただきます。 実は、私も同じ会社の中で実務職→総合職にコース転換したばかりです。
具体的には、2000年1月からトレーサー(主に図面を書く仕事)から設計者に転換をしました。
面接→製図実技試験・筆記試験(この二つは、92年に合格済みだった)→適性検査を経てなんとかかなった会社生活第二の人生でした。
上司の推薦ももらい、これからの自分の人生にとって大きな弾みになったのは事実です。
しかし、世間はそう甘くはなく、仕事のルールを守らなかったのが原因で失敗の連続でした。ちょうどこの頃に先生の講義を受講したのです。
元上司からの『仕事の流れを充分理解していない』と書かれた自己申告書に対するコメントをひょんなところで見てしまい、あーやっぱりなーっと落胆していたのを思い出します。
今でもバリバリの若い設計者と同じ基準で評価されるため、厳しい評価です。
しかし、アシスタント的な仕事だけで終わるのはいやだし、永く勤めるのなら前向きに少しでも前進している自分でありたいと思い続けてます。
たまたまバスエアコンの設計だった訳ですが、女性で大型車両のバス部品の設計ができたらいいなー(私の夢なんです)、海外(北米あたり)で自分の製品のプレゼンを行えたらとまだまだほど遠い夢に向けて始動開始したばかりです。
技術的な知識及び品質・コスト面に関する知識と身に付けなければならないことは山積みですが、自分の人生をちょっとしたゲームに考えると楽しくなります。
人生、挫折はつきものです。
落ち込んだ後、今思うと以前より少しだけ打たれ強くなった気がします。
先生の講義を受けて二日目を休んでしまわれた方の「心の病」がどんな内容かわかりませんが、ふと自分とラップするものを感じましたのでメールしました。