受講者からの便り(12)


No.12
2001年10月15日(某化学メーカー:副課長研修)事務局&受講生
  先生、寒くなりましたがお元気ですか?

やっと階層別研修が一通り終わり、部長会議で報告する書類を作成しています。
「副課長研修会」の段になり、先生のコメントを再度読み直していて、急にメールしたくなりました。

あの研修後、すぐに静岡営業所の男性からメールをもらいました。
内容は「ひじょうに興味深い内容の研修でした。一日で終わらせたのがもったいない」というものです。
私はすぐに返事を書き、「今のところ終日研修しか認められていないが、実施して本当に良かった」こと、「先生の言われた通り、受講した私達が日々の生活の中で目標を達成すべく努力していくことがキャリア研修を後輩たちにも受講させて上げられるきっかけとなる」など、いろいろ訴えました。
また、受講者のもう一人の女性がこの秋、通信教育をスタートさせる嬉しいこともありました。向学心が旺盛な方なのですが、彼女が会社の通信教育を申し込んだのは初めてです。

「あの研修を全社の人に受けさせてあげたい」というのが、私の夢であり目標です。
いろいろシガラミがあり、世の中うまくいかないことが多いですが、多分上司も同じことを考えていると思いますので頑張ります。

今年の「係長研修会」は、初めて「リーダーシップ」を入れてみました。
今さらと思われるでしょうが、若いプロパーも育ってきているし、自覚を持ってもらわねば…と思い導入した訳です。
そのアンケートたるや「もっと早くこういう研修をやってもらいたかった」「後輩への指導の仕方がわかった」などなど…。
私にしてみれば「書店に行けばリーダーシップの本なんて山ほどあるのに、なんで読まないの?」と聞きたくなる結果でした。
講師の先生からも「討議に時間がかかりすぎる」とか「かえって討議させない方がよかった」「受け身の人が多い」などのコメントがあったのです。

でも矢野先生のコメントを読み返して、私たちも受講中「受身」だったと書いてあり、反省した次第です。
考えてみると、「外部に行ってやった方が良い」とか「討議の時間をもっと長く」とか、教育の評論家的に受講していると、せっかくのエッセンスを聞き逃すような気がしてなりません。
どんな研修でもそうですが、特にあのキャリア研修は「素直な人が勝ち!」と心から思いました。

お忙しいのに取り留めのないことを書きました。
風邪が流行っているようなのでお体にお気をつけて。
良いお年をお迎えください。