『受講者からの便り』(2007年)


『受講者からの便り』は研修後に頂いたメール等の一部を時系列に並べております。
掲載時期をずらし、個人や組織が特定出来ないよう必要最小限の編集をしておりますが、
受講者の”
生の声”を皆で共有化して活かせればと願っておりますので、ご理解ご了承ください。


2007年 メールの内容

矢野正先生 こんばんは。

先日の「キャリアデザイン研修」ありがとうございました。
忙しい時期だっただけに、
逆に研修でリフレッシュ出来た気がします。
よくを言えば、1日目の研修終了後に懇親会など計画すれば、
研修内でプライベートな話まででて盛り上がっていたので、
もっと色々な話が、先生やみんなと出来たのかなとも思い残念でした。

今回の研修に参加した多くの職員は、ちょうど中堅クラスで、
職場で上司、部下とのバランスをとりながら業務をしていく立場で、
コミュニケーション(聞くこと→話すこと)の大切さを再確認出来る
いい機会だった思います。

研修の最後にグループのみんなから頂いた「長所」「改善点」の紙は、
今後の自分ためにも大切にしたいと思います。

今、自分は「乗れている!」と感じて仕事をしていますが、
壁にぶつかった時は、先生のHPを参考にして、
自分なりの解決方法を捜してみたいと思います。

研修復命書を提出しても届かないと思い、
直接お礼をメールさせて頂きました。
 

早速の返信ありがとうございました。
あまり早い返信だったのでビックリしました。

それから、先生のHPに研修の2日目の感想が載っていることを、
みんなと話をしました。

話が変わりますが、先日の最初の自己紹介で、
ある人が「自分は健康を維持して120歳まで生きることが夢だ。」と
言っていました。
私は、高校と大学の友人を就職してすぐに、
大学の友人を6〜7年前に亡くしてから、
人間は本当にいつ死ぬかわからないこと実感しました。

だから、自分の人生に後悔しないように、自分に素直に、
納得できるように生きていきたい思って生活をしています。

先日の研修のワークシートには書きませんでしたが、
考えてみれば、自分の人生の中で、
「ひととの出会い」「ひととの別れ」というのが、
一番のターニングポイントなんですね。
 

先日は、研修ありがとうございました。

研修を生かすために、
本日、“理想”を意識して過ごしてみました。

そしたら、無理なく、苦手なことが出来た気がします。

もやもや、過ごすのではなく理想や未来を描きながら、
日々過ごしてみます。

矢野さんの研修で、
私たちは発信しなければならない立場だと、実感しました。

文章がままなりませんが、素直な気持ちです。
 

昨日今日とありがとうございました。

感想カードにも書きましたが、
今日のお昼休みは大変失礼しました。
でも、思ったことを口にしてからの講義は、
それまでと打って変わって、矢野さんの言葉に対して
自分の中での受け止め方がかなり変わりました。

刺激的でした。
感情的になりました。
むきになりました。
反骨心を丸出しにしました。
そしてなにより、
自分の中の嫌いだった部分が少し理解できました。
本当にありがとうございました。

未熟な私を受け入れてくださって嬉しかったです。

あの後、みんなとはじめてのハナキンを楽しんできました。
お酒も入っているので、(いつも以上の)乱文乱筆失礼します。
また、連絡します。

   

この度は、プレスタート研修で大変お世話になりまして、
ありがとうございました。

私たちがホテルに帰って休んでいた時間も、
私どものために時間を費やしてくださっていたとの事、
本当にありがとうございました。

お忙しいところ大変恐縮ですが、
ひとつご相談させて頂きたいことがございます。
今回の研修で自分の固有能力や、
コアコンピタンスを洗い出すといったプログラムがございましたが、
私はなぜか社会人になって、
肝心の「自分らしさ」を出せずにいるような気がしています。

私と致しましては、
徐々に時間をかけて慣れて行くしかないのかなと、
やや消極的な考え方をしているのですが、
矢野様はこういった理想と現実のギャップを克服するためには、
どの様な解決方法が有効だとお考えでしょうか。

お忙しいところ研修とは異なる内容のご相談で大変恐縮ですが、
どうかアドバイスをお願い出来ませんでしょうか。
宜しくお願いいたします。
 

二日間という短い期間でしたが、
本当にありがとうごさいました。
研修で、私がずっと苦手だったグループワークのコツが分かり、
少し社会人として成長したなと実感出来ました。

私が最後に名刺交換させていただいた際、矢野さんは
「本当に広告の仕事がしたいの?」
とおっしゃいましたよね。
正直、ギクリとしました。
僕は研修が始まってからずっと、
その答えを出せずにいたからです。

就職活動をしていた時と今では考え方が変わってしまい、
広告の仕事がやりたい気持ちは変わらないのですが、
どうしてやりたいのかが分からなくなっているのが現状です。

あと一ヵ月近くある研修期間で、
その答えを見つけていきたいと思います。
その答えが出た時に、またメールをさせていただきます。
    

どうしても伝えたくて、メールいたしました。
今回の研修で主に二つの発見がありました。

一つは、最後の感想ラベルにも書いたことですが、
自分から発信する「勇気を持つ」ことです。
私は、声に出して、人に何かを伝えたりするのが、苦手です。
そのことで悩んだり、
時には「伝わらなくてもいいんだ」と開き直ってみたり、
話し方の本を読んでみたりしていました。

でも、今回の研修で自分に足りないものは、
伝える勇気だ、と強く感じました。
伝えようとする意思・勇気が無ければ、
何も伝わらないということを教わりました。
すぐに変えることは難しいかもしれませんが、
少しずつでも、勇気を持って自分を変えていこうと思います。


二つ目は、研修を通じて、自分の仕事に(少しだけですが)
自信を持てるようになりました。
忙しく毎日を過ごしていく中で、
忘れかけていた事を思い出したような気分です。
明日からの仕事に、
前向きに取り組むことができそうです。

ちなみに、私は、一日目の研修の最後の感想ラベルで
「仕事って難しいと感じました」と記入しました。
私は、単純に思えるようなことには深く考えるようにし、
逆に難しいと感じることについては、
できるだけ単純に考えるようにしています。

しかし、初日の研修を受けて、
仕事をするためには、
色々なことを考えなくてはいけないんだなと感じてしまい、
感想ラベルに記入してしまったのです。

今回の研修では、普段の生活から離れて、
少し立ち止まって色々なことを考えることができた、
とても良い時間となりました。
矢野先生や事務局・周りのメンバーのおかげだと思っています。

またお会いできる機会があれば、と思います。
本当にありがとうございました。
 

はじめてメールさせていただきます。
二日間の研修お疲れ様でした。
本当にあっという間でしたが、
非常に充実した一日だったと思います。

私はこの四月に異動してきました。
去年は育休をとっており、
約一年ぶりの仕事復帰と同時に異動しました。

今の仕事は非常に楽しいし、人にも恵まれているのですが、
ずっとずっと自分がちゃんと自分の考えを整理できず、
日々何に向かえばいいのかを悩んでいました。
というのも、この10年間自信を持って、
これはやったと言える仕事がないと思っていたことです。
そういう自信のなさと、育児と仕事の両立、
これからどういう風に仕事をしていきたいのか、
色々な物が整理できずただモヤモヤしていました。
今回の研修でそのモヤモヤが、
少し整理することが出来たように思います。

私は先生のいう、主体性が本当にない人間だと思います。
きっと周囲の目を気にしたり、発言して批難されたり、
影で中傷される事が嫌だと思っているからです。
そういう自分のことがよく見えました。

私は今の職場に来て自分の意見を持つこと、
それをきちんと伝えることの大事さをひしひしと感じています。
私は論理だてて話すことも苦手だし、
人前で話すことはすごく緊張するので苦手でした。

しかし、今回の研修中、グループで話したりしていると
同じグループのメンバーに
 「話を聞くのが上手で、説明もわかりやすいね。」とか、
 「落ち着いて説明するのが得意なんですね。」といわれました。
自分がきちんと整理できたり、確信を持っていることは、
私でも説明するときには聞いている人がわかってくれるんですね。
自分に自信を無くしていた私にとって、すごく嬉しい発見でした。

これからは働く意味を折に触れては考えつつ、
仕事を頑張っていこうと思います。
そして子供がある程度の年齢になったときに、
「仕事をしてる母ちゃんってかっこいいな。」
って思ってもらえるように、
前向きにそして自分のために仕事をしていこうと思います。

なんだかまとまりのない文章で申し訳ありません。
先生にこうしてメールすることで、
今の自分の中にある考えを整理できるかと思って。
ってあまり整理できていませんが…。

また色々と悩んだときに相談に乗ってください。
よろしくお願いします。
 

匂いました、何か同じものが。
昨日の朝、要注意人物としてマークされた者です。
今日までの二日間ありがとうございました。

今回の一番の収穫は、
「同じことを考えている奴(>貴方のことです)がいた」ということです。
自分の
「普段思っていること、考えていること、若いのに言っていること、
 上司にはむかっていること」
講義の中で随所にぽんぽん出てきました。
厳しい言葉の中にも。

「矢野も言ってるんだから」、
自分の考えは必ずしも間違いではなかったと思えたことに尽きます。
(正しかったという表現は使いたくありません。
 自分が100%正しいと思った瞬間に、
 成長は止まると考えています)

熱いですね。
自分もいつまでも熱くいたいです。

ただ、回答はひとつもありませんでしたよね。
無くて当然ですけれども。(あってもいけないですよね)
その代わりに、仲間とディスカッションして行く中で、
問題意識も一部分ながらはっきりと見えてきました。
「安穏としてしまった」
(若いころは間違いなく苦労しているはずですが)
団塊世代が放り出して行く問題は、
我々「丙午」が尻拭いをしなければならないということ。
(少し布教はしました)
後進のため、5年かけて「上」に現実を知らしめ、
変えていく筋道をつけていくという新たな野望(無謀?)
を画策して行かなければならないのでは。
(かなり重いですけど)

自分の過去を振り返り、見つめ直す(7年前からやってますけど)。
二日間、仕事の上では無駄な時間(貴重な時間を削るという意味で)
にならずに良かったです。
普段から立ち止まって、自問自答はしています。
今やっていることが本当に正しいのか、
別の方法もベターではないのか。
回答はなかなか出ません。

でも、止まって停滞したら本も子もありません。
だから、今日を生きるのです。
できることを精一杯やっているのです。

今回の演習でやった内容はほとんどが後付でできたものです。
とことんやったことで結果がついてきただけに過ぎません。
今回は立ち止まるレベルでは無く、
ほんのちょっと腰を下ろすことができました。
相手がいる中で、自分を(70%ですが)さらけ出すことで、
自分の過去を振り返り、
今のビジョンを確固たるものと確信でき、(手段は変わりますよ)
まさか(異動)のときの心構えも、
ある程度思い起こすことができました。
(以前と変わってませんが)

私は元来弱い人間です。
ですから何重にも鎧を重ねて突張っている
というのが正直かもしれません。
でも、その鎧は自分で作ったものでは無く、
「人」から貰ったものを自分で紡いできたということも、
再認識しました。
その「人」とは学生時代に自殺した先輩であり、
今お付き合いしていただいている大学の先生であり、
身近な存在では家内であり、部下であり。
(先生もすでにうろこの一枚になってます)

結果的に自分は非常にラッキーでした。
この幸運を生かすも殺すも自分次第。
でも、この幸運は人から(神?)から与えられたもの、
それに報いるには?と考えれば、おのずとやるべきこと、
動く方向は見えてくるものですよね(見えないと困りますよね)

今後は自分の野望を実現に近づけると共に、
「布教」にも尽くしたいと新たな意欲がわいてきています。

ありがとうございました。

P.S.
家族をないがしろにしていた時期は本当にありましたが、
結構子煩悩なんですよ。
 

先生の講義を受けて、
自分なりに感じたことを聞いてもらいたくて、
メールしました。

私は勤続10年目になりますが、採用当時から
「本当にこのままでいいのだろうか。
 県庁が私の安住の地なのだろうか…」
と常に疑問を持ち続けていました。

今の仕事がものすごくイヤなわけでもない。
でも、もしかしたら、他に適職があるのではないか…と。
でも、これといって他にやりたいものがあるわけでもなく、
退職する勇気もなく、時間の流れに流されるように
ズルズルと10年が過ぎて行きました。
「私はこの仕事に誇りを持っているんだ」と、
自分を騙し騙し、働き続けてきました。
自分の意見を持たず、消極的に・・・

そんな中で「働く意味を整理して、文章にする」ことは、
私にとってはとても辛かったです。
同じグループの人に見せるのもためらうくらい、
自分の本音が見えてしまったからです。
私は、「私にとって仕事とは、
    自分の可能性を信じて新たな職にチャレンジするための
    一時的な腰掛けの場である」
としか書けませんでした。

「自分が納得できる足跡がいくつあるだろうか」
と自分の歩みを振り返ってみても、
何一つ成果などない気がしてなりません。
当たり前ですよね。
こんな風に、
「何となく、騙し騙し」で働いていたのですから。

同じグループのメンバーは、
偶然にも全員技術職でしたが、
全員が自分の仕事に誇りをもち、
希望を持っているように感じました。
とても生き生きとして見えました。
うらやましいと思いました。

私は、今の仕事は決して嫌いではありません。
心を許せる仲間もいます。
「でも、このままでいいのか?」
という気持ちが払拭できないのも事実。
実際、今までの10年、
「今すぐにでも辞めたい、もうイヤだ」と思う時期もありました。
その逆に「このまま定年まで続けてもいいかな」と思える時もありました。自分の中でも結論が出ずに、揺れている状況です。
こんな私でも、自分の行く先の方向性を定めることができるのでしょうか。5年後、10年後の自分を考えると、とても不安になります。

残念ながら、今回の研修、たった1日という中では、
自分自身の考えを纏めることはできませんでした。
でも、先生の講義はとても有意義であり、
自分自身を見つめ直す良いきっかけになったと思います。

そのような講義を聴かせていただきまして、
本当にありがとうございました。

これからも、お体に気を付けて一人でも多くの人に、
この講義を聴かせてあげてください。

文章が苦手なため、お見苦しくなりましたこと、お許し下さい。
では失礼します。
 
10
研修ありがとうございました。
感想ラベルには書ききれない程の収穫がありました。

この研修は自分のこともそうなんですが、
自分を支えてくれる家族を大切にしなくてはと
思わせてくれるものだったので、
今日は早く帰って子ども達とご飯食べようと思い、
家路を急ぎました。

私は准看護師から看護師、保健師となり、
行政に入ったのは33歳でした。
保健師の免許は取りたて初心者マークだったので、
1日でも早く一人前の保健師、公務員になろうと
仕事や研修など人の倍はこなして来ました。
主査試験を受け、同年代の同僚と同じポストに就き、
やっと1人前の仕事ができるかな?
と自分を認めることができるようになったところでの
今回の研修でした。
人生って本当に無駄が無いというか…
研修ひとつのタイミングも講師の巡り合わせも…
一つ一つに意味があるように思いました。

さて、今回のGWのメンバーは皆、
最初から公務員になろうなんて更々思っていなかったという
ユニークなキャラの方達でした。
名刺を持っていたのがメンバー中2名だったので、
とりあえず事務局の彼女に皆が連絡を入れて、
それを名簿にして配布してもらう段取りになっています。
近いうちに飲み会を開く予定です・・・・
こちらの方面にお越しの際は一席設けますので、
是非にお知らせ下さい。
 
11
二日間の研修でお世話になりました。
研修後の感想ラベルにうまく書けなかった感じがして、
昨晩はなかなか寝つけませんでした。
どうか補足させてください。

最後の演習でグループのみんなが書いてくれたメッセージを目にした瞬間、なんだか泣いてしまいそうになりました。
頑張って自分と向き合って、
少し恥ずかしかったけどできるだけ素直になって、
一生懸命話した気持ちをこんなにもちゃんと受けとめてもらえたんだぁ
と思うと、とてもうれしくて…。

研修を通して自分の歩みを再確認し、
これまでの自分に自信を持つことができました。
また目指すべき将来像のために今から何をすべきか、
まだ漠然としていますが
何か見えてきたような気がしますので、
これからも前向きに、私らしく頑張りたいと思います。

また行き詰まってしまった時には、一度立ち止まり、
自分自身を振り返る“ストップ&ルック”を
大切にしたいと思います。

これからもどうぞお身体大切に、
一人でも多くの方のキャリアデザインに、
よきアドバイスをお願いします。

充実した時間をありがとうございました。
 
12
この度は大変貴重な研修を受けさせていただきました。
思い切って帰りがけに先生に声を掛けさせていただきいたところ、
温かいお言葉をいただき、とてもうれしかったです。

ここ数ヶ月、「自分は職場で必要とされていない」
と思い込んで落ち込んでおり、
自分の殻に閉じこもり、仕事自体消極的になっていました。

しかし、研修で
「情報交換するためには自分から発信する」ことに気づき、
あの後職場で「明日の業務で何か(検討することは)ありますか?」
と上司に尋ねてみました。
「特にないですよ」という回答が帰ってくることを予想していたら、
「実は、あなたが提出してくれた書類について、
 明日の午前中までに検討してどうしたらいいか
 回答しなければならないけれど、どうする?」と相談がありました。
上司は翌日休みのため、「今日中に検討しなくては」という思いがあり、
いろいろ相談した結果、結論を導き出しました。
上司も電話がかかってくるとは思わなかったようですが。

特に、私たちの職場は数名で、土日も交代で業務に当たっているため、
なかなか全員が揃う事が少なく、
なおさら連絡を蜜にしなくてはならなかったのですが、
私がそれを怠っていたかもしれないですね。

仕事関係で満足度が高いと、
私生活でも明るい顔をしていられるというのもあらためて実感し、
とても充実した1日でした。

今回の参加者を誘って、
先生と時間外の“飲みニケーション”をしたかったところでしたが、
幼い息子を1人にするわけにもいかず、それが心残りでした。

先生もこれからご多忙なこととは存じますが、
お体にはくれぐれもお気をつけください。

本当にありがとうございました。
 
13
家事、育児、仕事のバランスがうまくいかない上、
子どもに寂しい思いをさせている割には、
仕事が裏方街道の仕事で、
しかも、実は住民の皆さんのためになっているのかどうか、
疑問に思われるものもありまして、
悩んでいるさなかの研修でした。

先生のお話をうかがい、
グループの方々と様々な情報を共有することにより、
これからの仕事の進め方や自分の人生について、
前向きに考えるきっかけが出来ました。
 
どうもありがとうございました。