受講者からの便り(30)


No.30
2003年6月9日〜10日(某メーカー:キャリア開発研修:技術係長さん)

先日の研修でお世話になった○○と申します。

先生の熱い思いが心に響いている間に(笑)、一言御礼を言いたくてメールさせてもらいました。こんなこと感じた奴がいたんだと、知ってもらえるだけで結構です。

# 元気が出る話、本当にありがとうございました。

現在、悩んでいる「後輩育成方法」と「見失い掛けていた自分」が、今回の研修をきっかけに見つけられそうな気がします。

妻に研修の一連の流れ、熱く感じたことを話したら、共感してくれました。
いつになるか分かりませんが、それほど堅苦しく考えずに、妻、娘達とのこれからの関係(家族ビジョン)を、今までを振り返り、家族観(価値観)を整理して、描いていきたいなぁと話しています。ちなみに妻は、家事と子育てに振り回されている専業主婦です。
みんな将来が不安でいっぱいなのです。

話は変わりますが、本研修での自分にとっての一番うれしかったことは、自分を見つめ直し、現在の自分が、本当に大切にしているものが見えた事です。

# それは、「円滑な人間関係を築き、みんなで幸せになる」ことです。

私は入社以来、10年間研究職です。これからもずっとこの道を進むつもりです。4年前に係長になってから、挫折をきっかけに、能動的に将来ビジョンを描き、上司や関連部署を巻き込み、後輩と共に突っ走ってきました。それなりに自己満足もし、会社にも認められてきています。
でも、冷静に何に自己満足したかを考えると、その根底には、上司、後輩、関連部署、社外の人々と人的ネットワークを築け、みんなに「私という存在を知ってもらえたこと」だと思います。そして、そのメンバーとは、私の考案した技術で幸せを分かち合えたのではないかと思います。
今は他人を、私の領域に巻き込んでいますが、今後は相手の領域にも積極的に巻き込まれて真の信頼関係を築きたいと思います。またこうすれば、異分野を吸収でき、これから求められる幅広い視野も得ることができると考えています。
現在の私にとっては、それが私らしさであり、しかも強み(持ち味)と考え
ています。そしてその結果、自己満足でき、会社にも貢献でき、家族とも楽しく幸せでいられると確信しています。
実際にはこれから多くの課題が待ち受けている思います。
でも、すべては「みんなで楽しく幸せになるためだ」と言い聞かせ、これからさらに加速していきたいと思います。

取り留めもなく長文を書いて失礼しました。

なお、ご職業柄非常にお忙しいとは思いますが、ご自愛下さい。
そして今回の我々みたいに、一人でも多くの迷える子羊に元気を与えてやって下さい。