受講者からの便り(36)


No.36
2004年 6月 2日〜 4日(某旅行会社:新任監督者研修)

おはようございます。
□□□□の●●でございます。
先日は、大変お世話になりました。
ありがとうございました。

今回の研修は、忘れていたものを取り戻す良いきっかけをいただいた事に、本当に感謝いたしております。
私は、現場を4年経験し、常々本社の考え方に偏らないよう“現場第一主義”を信念として頑張ってまいりました。
しかしながら、私の考え方の中には、”過去の財産を大切にしなければ”という思いでしかないことに気づきました。
現場を離れて6年、熱い気持ちは変わっておりませんが時間は流れているのだと痛感しました。
それは、私より若いスッタフが現場のことを熱く語ってくれたこと、自分を見直す機会があったこと、これに尽きると思います。
彼らからすれば、本社の人間という感覚で構えていたかもしれませんが、私はそうではない、私も現場の一員であるという自信をもって臨みましたが、見事に玉砕された感じです。

更に驚いたことは、「仲間に映った自分」ワークでの結果です。
私は年上である、先輩であるという意識が強すぎたのだと思います。
熱い人間であることを隠し、メンバーに遠慮なく発言させようと「大人??」を演じていました。演じていたという言い方も変ですが、私なりに後輩のことを考えての行動でした。
しかし、仲間に映った私は、「一歩引いているような感じがした。」「本当はもっと熱い人なのでは?」というのが彼らの感想でした。
更に言われた言葉が、「本来の熱さを出していただければ、僕達ももっと頑張れたかもしれません」と言われました。
衝撃的でした。また、最も反省すべき点でした。
自分らしさを消すことではなく、自分をいかに表現するかの難しさがわかりました。そういった観点からも、今回の研修は、私にとって大きな意味を与えてくれたと思います。
仲間にも申し訳なく謝罪しましたが、どこかで仕事を一緒にする時は本当の自分を表現し、彼らの期待に応えたいと考えます。

長々と書いてしまいましたが、これからも頑張っていきます。
先生、本当にありがとうございました。
また、今後ともご指導のほどよろしく願いします。