受講者からの便り(57)


No.57
2006年08月07日〜08日(某県庁:キャリア開発研修)
   

矢野先生
2日間の研修ありがとうございました。
今回の研修で改めてという発見はなく、やっぱり今まで思っていたことと同じ結果が出たことに内心安心しました。

数年前に興味のあった(というよりも自信のあったという方が適当かな〜)仕事内容から、非主流の仕事に変更させられて、おまけに昇格も予想より遅れた時に、職種集団に裏切られたような感があり、職種転向しようと考えたことがありました。そのときに今回のような「何を求めていくのか」を自問自答し、特に楽しく感じていたときのことを思い出し、「何が楽しかったのだろう」と考えたら、やはり、今回と同じ答、「色々と知らないことを知りたい。」「与えられた仕事の中にでもいつも新たな発見はあった。」と決心し、職種転向を選ばす、与えられた仕事の中で、新たな発見・探求をしていくことに切り替えました。

今年の転勤時も出向していた他部局(専門性の強い部門でした)で所属長から「ここで骨を埋めろ。そのためのポスト作りもする」とのお誘いがあり、そんなに思ってもらえるなら・・・と一瞬色目立ちましたが、やはりそのときも先ほどの原点に戻って、いろいろ知るチャンスを失いそうなお誘いを断りました。

結果的によかったか、悪かったかは分かりませんが、今の仕事は今まで知らなかったことの連続であること、また、主流の仕事であることから後悔はしていません。

4年前、7ヶ月になったばかりの子どもを突然に失い(もともと異常が見つかっていたのですが、だれもが亡くなるようなことを想定していませんでした)、終わりなんて突然来るもので、明日の保証など何もないことに改めて気づきました。異常が発見された後は、その子に対してその日その日を大切にすごしてきましたので、残念・無念さは当然ありますが、後悔は少なかったです。

そんなこんなで、今後どうなっていくのか分かりませんが、現状を大切にできなければ未来もおぼつかないと思い、日々の生活を送っています。10年後に誇れるような結果を御連絡できるとは思いませんが、現状の少しずつの努力の積み重ねで、結果が「まあまあ」といえるような状況であればよいなと思っています。と言っても求められることが多くてつらい日々もありますが・・・・。

研修が終わり、今日から通常勤務です(昨日の研修終了後も仕事していますが)が、なんとなく、元気が出ている自分に気がつきました。(現状の仕事たくさんはまったくかわっていないのに・・・笑)

今回の研修が、時がたってもなんとなく「ああ、あんなこと思って、すこし元気でたな〜」と思えればいいなと思っています。

長くなりましたが、先生もこれからもお体にお気をつけて、色々な方々を元気づけてあげてください。

PS 熱く語る森本レオ風の話し方は少し参考にして、努力してみようと思います(笑)