幸せを考えるオープンセミナーin大野(1)


幸せを考えるオープンセミナー 
~ 仕事生活と私生活の充実を目指して ~

先月の1回目は、いわばお試しセミナーで、
主催者の地元大野をどの様なマチにしていきたいか話し合いました。
そのベースは、私が担当する訳ですから”キャリア”なのですが、
今月から3回にかけて、
もっと暮らしやすいマチづくりを進める為に、
   自分は何をしたいのか、何が出来るのか、どうなりたいのか

を中長期の視点で考えていきます。

通常は、1日、2日、3日と連続で取り組み、
前日の感想ラベルに応えながら進めているので、
今回の流れがどの様になるのか…ある意味挑戦です(笑)。

メンバーは30才から80代(複数名)までの9名(女性5名)。
平均年齢59才は、私の担当では最高齢。しかも元気な59才です。
今回は家族ぐるみで参加されているメンバーも居て、
ご夫婦で隣の席に座って受講してくれました。

セミナーを楽しみにしてきた』メンバーは全員でしたが、
まぁこれは社交辞令に近いのかと…(笑)。

大まかには、次の様な流れをベースにライブ感覚で進めます。
 1.主催者あいさつ
 2.講師(進行役?)自己紹介 ~ オリエンテーション
 3.互いの歴史や体験から学ぶ
 4.”将来像”を描く意味
 5.”働く意味”の整理(文章化)
半日で次のセミナーまで1カ月あるので、
各課題で気づきや印象をもらってもらう為に、
作業だけではなく事例やメッセージを送る必要があります。

1.主催者挨拶
主催者兼受講者の桑ちゃんが、普段着でご挨拶。
前回は少し気合が入っていたのか、正装でご挨拶でしたが、
今回は、時間管理にも気を遣ってくれたか、
手づくりビデオがないのは残念だが、シンプルにまとめてくれました。

2.自己紹介 ~ オリエンテーション
前回は、メインテーマが違ったので、かなり端折りましたが、
今回はまさにメインテーマなので、少し長めに自己紹介。
もちろん、皆さんとの距離を縮めたいという想いもあるが、
私の過去を語りながら、
人は試行錯誤しながら徐々に夢(理想)に近づいていく
ことを伝えたかったのです。
 
”4つの質問</span>”は、下記の結果でした。
職業人も専業主婦も居るので、解釈がそれぞれ違うのですが、
   ”走っている”は5名、
   ”任されている”は8名、
   ”視野を広げている”は9名、
   ”充実している”は6名。
ほとんどが、セミナーを受けなくても大丈夫な皆さんです(笑)。
キーワードを紹介しながら、
自分と向き合会う意味”を少しだけ動機づけます。

総勢9名なので、今回も全員に向けて自己紹介をしてもらいました。
持ち時間2分の筈でしたが…(苦笑)。
余命宣告されたがいつも通りに生活をして、
すでに一年経過したというカミングアウトや、
充実してないで手を挙げたが、体調は万全ではないけど、
 生活は充実している…
』と補足が入ったり、
特に元気なご高齢の皆様が始めからバンバン飛ばしてくれます。
この段階で、プログラム通り進まないことは覚悟する…(笑)。
それでも、いくつになっても謙虚?に学ぶ姿勢があり、
刺激を与えて頂けます。

情報交換に入る前に、なにがしかの”共同作業”をしたかったので、
発想ゲーム“は個人ワーク3分、グループワーク7分で取り組む。
当然のごとく、今回は目標設定の段階から賑やかです。
前回の受講者もやったことはあるが、あまり覚えてはいない…。
それでも、15個以上を目指す人が複数居ました。
団体戦は、Aグループ(平均年齢 66.4才)で20個、
       Bグループ(平均年齢 49.5才)で37個、でしたが、
思い込みを排除する”(視点を変える・焦点を当てる)重要性と、
一人では難しいからこそ”相互学習”が大切であることを
体感してもらえれば充分です。

3.互いの歴史や体験から学ぶ
人は、”場面が変わった”時に不安と同時に新鮮さも感じます。
少なくとも目の前に具体的なテーマがあり、
早く身につけようとガリガリ前進できる。
しばらくすると、いわゆる目標喪失でやる気意欲が減退していきます。
目前のテーマも大切だが、
中長期の目標や課題を設定して取り組むことで
日々の生活を充実させることの意味を説明した後、
過去の振り返りに入ります。
この段階で、時間は押しているし、更に時間がかかりそうと判断し、
急きょ3人一組に組み替えました。
  
年長さん、年中さん、年少さんの組み合わせで、
一人15分ずつ発表してもらいます。
話の内容は敢えて聞かないようにしましたが、
後輩に対して先輩が激励やアドバイスをする場面も当然ありますが、
一番話しているのは元気な大先輩だったように思います(笑)。
話すことはたくさんあるでしょうが、話しているパワーに圧倒されます。
なんとか45分でまとめてくれたが、
終了直後の3人の親密度はぐんと高まります。
そんなことを確認しながら、”相手に興味と関心を持ち話を聴く
人の体験を自分に置き換えて参考にする”意味を、
それぞれが実感してくれたのではないかと思います。

4.”将来像”を描く意味
本日最後の課題に取り組む前に、
3会合のメインテーマである将来像について触れておきます。
某組織の58才職員の事例で、
中長期のテーマはガンバル原動力”になり得ること、
タクシーの運転手さんの事例で
将来像を描くのに、早いも遅いも年齢も関係ない!”ことを伝えます。
本当はもっと色々な事例があるのですが、残り時間が迫っております。

5.”働く意味”の整理(文章化)
冒頭に解説した後は、働く目的の%の仮説を立てます。
1分ほどで仮説を立てて、簡単に情報交換と思ったが、
意外にも話し込んでいる場面も。断腸の思いで止めて、
目的”と”手段”の両方が大切という事例を紹介し、
個人ワークに入ります。
20分弱で止めて、数分間でグルグル回覧するのですが、
ここでも個別に話し合い…。
あと15分あれば、働く意味に関する重要性も紹介できるが、
残り時間がありません。
次回への期待も込めて、学校給食の調理員さんの事例を紹介し
働く意味(何をやりたいのか:長期的に”と
自分固有の能力(何が出来るのか)”と”将来像”が
密接に関連していることを紹介して終了~。

最後は、桑ちゃんにまとめてもらい、感想ラベルを書いて、
全員で後片付けして終わりました。
終了後、熱心なメンバーから相談を受けたので、
これからもフォローさせてもらいます。
  
  ちなみに、次回は7月4日(土) 13:00~17:00ですよ。
  
 ”ガラスのコップの使い道”のブレインストーミング(Aグループ)
”ガラスのコップの使い道”のブレインストーミング(Bグループ)
3チームに分かれ、互いの歴史や体験から学びます。45分間!

G 1日(2015.06.06)の感想
■自分の考えていることが益々深まって行く様な気がして、大変うれしいです。
■共通テーマに基づいたフリーディスカッションを通して、個々の共通の歩み、経験の多くの話題が確認出来て、楽しい時間でした。
■矢野先生の講義はとても良く、また聞かせてください。ありがとうございます。
矢野先生へ
■自分の過去を振り返るキッカケ、そしてこれからの将来を考えるセミナー、とても楽しく参考になりました。
   
■「働く意味」について改めて考えるキッカケになったのかなと思います。
■今までの歩みを振り返り、また新しい気持ちで自己成長出来たらと思います。
■迷っていた部分が明らかになりました。
目的と手段を間違えているとなかなか成果が出ないということに気がつきました。
■もっともっと自分と向き合って、自分の人生が良くなる様にやっていきたいです。
■久しぶりに頭を使い、くたびれました。
■が、楽しく勉強させて頂きました。
■今、働き方を考えているタイミングでの今日のセミナー参加でした。
 1.お金を得ること
 2.自分の好きなことを仕事にしたい
 3.色々なことに手を出していたり、ボランティアとの関わり方は、見つめ直して
   整理するべき
強みを仕事にして、収入も生活も加速したい!

  「ガラスのコップの使いみち」(2015.06.06 個人3分 グループ:拡散7分)
  Aグループ(個人6個) Bグループ(個人15個)
1 飲用 スープを入れる
2 贈り物 色のついた水を入れる
3 魚を飼う
4 飾り 絵の具の筆を洗う
5 楽器 鉛筆入れ
6 花びん 円を描く
7 キャンドル おもちゃ
8 凶器 おもちゃ(並べて遊ぶ)
9 酒コップ おもり
10 食器 重ねて収納
11 測量 飾る(コップを)
12 キャンドルホルダー
13 貯金箱 筋トレ用
14 通信 空気をためる
15 デザートカップ 小銭入れ
16 手品 小物入れ
17 ペン立て 転がす
18 包丁研ぎ シェーカー
19 万華鏡 実験に使う
20 料理型取り すくって移す
21   洗濯
22   打楽器
23   つぶす
24   ハカリ
25   箸立て
26   発火レンズ
27   花を生ける
28   蓋をする
29   踏み台
30   プレゼント
31   ペーパーウェイト
32   水を入れて楽器
33   水を飲む
34   虫めがね
35   割ってアートへ
36   割って防犯
37   割る

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