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会社方針
規模の大小や官民を問わず一人ひとりの社員・職員は個性があり、
夢や希望をもっております。
と同じくらいに、不安や迷いを抱えています。
組織が外部環境に翻弄されることなく適応していくために、
所属メンバーが不安や迷いを自ら解消し、
夢や理想に近づける行動を取れるよう、
地道な組織・仕事づくりのお手伝いをしたいと考えております。
代表メッセージ
現在、教育団体と連携を保ちつつ、”キャリア”というテーマを基軸に、
新入社員~中堅社員~管理職を中心としたキャリア開発(支援)研修、
自律型のマネジメント研修、採用や人事制度構築の
コンサルテーションを受託しております。
また、大学生向けの就職相談や、社会人のキャリア相談など
個人向けの相談活動も増えております。
あなたは、「自分らしく働く」ことを大切にしていますか?
次の4つの質問に答えてみてください。
Q1.日常業務で走っていますか?
それとも、ゆったりと仕事していますか?
Q2.日常業務で任されてのびのびと仕事していますか?
それとも、少し窮屈な思いをしながら仕事していますか?
Q3.自分なりに視野を広げながら仕事をしていますか?
それとも、目前の課題をこなすことだけで精一杯の状況ですか?
Q4.現在、仕事や私生活は充実していますか?
それとも、充実していませんか?
4つの質問の詳しい解説は、別途紹介しますが、
要するに…この場面を通して、自分と向き合うことが重要なのです。
では、何故、自分と向き合うのか?
私の考えは、次の通りです。
自分と向き合うことは、決して楽ではなく、時に痛みや苦しみも伴う。
強い・かっこいい自分ばかりではなく、
時には弱い自分や嫌な自分が見えてくる…。
それでも、強みも弱みも全て含めた現在の自分である。
価値観や強み・弱み、組織の一員としての使命や役割を整理した上で、
1.魅力的で具体的な将来像を描いたり、
2.今後の方向性を見つけたり、
3.今の仕事が「面白い」とか「意義ある」とか「好きだ」
ということに気づくこともできる。
他者を受け入れ、より自分らしく行動していく課題を設定する為にも
自分と正面から向き合いたい。
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MCYの持ち味
1:組織だけでなく個人の視点を大切にする
”組織の一員としてどうあるべきか?”という役割認識だけでは、
日々仕事に追われる彼らを動機づけることは難しくなります。
そこで、組織の一員として働くことが、
自分にとってどのような意味があるのか、
その積み重ねが将来にどの様に繋がっていくのか、
もう一度考えてもらいます。
顧客の為、社会の為、組織の為に貢献することが、
実は自分らしく働くことに繋がることに気づくと、
仕事に取り組む姿勢も変わってきます。
”周囲からの期待”に流されるのではなく、
”期待に主体的に応える”為にも、
”個人”の視点を大切にします。
2:拡散思考と収束思考を活かす
環境の変化が激しい現代では、
昨日の正解が今日の正解とは言えないことも…。
そこで、課題に対していきなり結論づけるのではなく、
様々な可能性を考えて目的を意識しながら
徐々に結論を導き出す姿勢や能力が必要です。
冒頭に”発想ゲーム”を行うことで、
①思い込みを取り払う
②相互学習を大切にする
ことの重要性を実感してもらい、課題に対するアプローチや、
グループで恥ずかしがらずに発言する重要性を伝えております。
発想法のみならず、集団でワイワイガヤガヤ取り組むことで、
凝集性が高まる場面があることも実感できます。
3:ディベート発想を活かす
日々業務に流されていると、
『なんとなく…』や『仕方ないから…』となりがちです。
そこで、簡易な模擬ディベートを行い、例えば
『わが社は必要ない!?』
『部下育成は必要ない!?』
『人事考課は必要ない!?』
など一旦否定した上で”そもそも…”と検討することで、
取り組む課題の意味や重要性、疑問や不安を共有化した上で
本題に取り組みます。
また、”ディベートモード”以上に”仲良しモード”が重要で、
必ず全員に発言してもらうことで、
現場を通した問題意識や強み・弱み、疑問や不安を共有化でき
組織的な課題化にも繋がります。
4:感想ラベルを活かす
毎日研修終了後、名刺大のラベルに感想を書いてもらいます。
一日同じテーマに取り組むのですが、受け止め方は様々です。
1日コースの場合は、
その日のうちにエクセルに落としてその後に活かしますが、
2日・3日コースの場合は、
翌朝約1時間とって全員の感想ラベルを読み上げ、
一人ひとりにコメントやアドバイスを返すようしております。
その目的は、
①頭で考え文章にすることで、一日を振返ってもらう
②メンバーの初日の感想を2日目以降に活かしていく
③研修に対して懐疑的なメンバーや、
自信を無くしているメンバーに プラスのメッセージを送る
教室全体で感想や気づきを共有でき、
前日をリセットして臨むことも可能になり、
私もメンバーから学べます。
その後の討議も、更に活性化していきます。
大手広告会社の新入社員研修後 メンバーから頂いたメール |
先日は貴重なお話本当にありがとうございました。
なかなかネットができず、メールが遅れてしまい、申し訳ありません。
私は本当に中学からスポーツしかしてこず、広告の知識やディべート、
プレゼンどころか人前で話すこともままならない状態のまま、
この会社へ入社しました。
研修が始まって、周りのみんなに圧倒され、正直二、三日へこんでいました。
あまりの自分のふがいなさに怒りさえ覚えました。
矢野さんの研修が始まり、一日目終了の際、
感想ラベルで本音をぶちまけました。
本当にくやしかったので…。
次の日、矢野さんが私のラベルを読まれた時、涙が出ました。
普通なら社会人にもなって何を情けないことを言っているのかと、
言われると思っていたからです。
しかし、矢野さんは受け入れてくださいました。
そのことが本当にうれしく、感動しました。
あの日以来、ふっきれました。
みんなよりスタート地点が遠い分、みんなより努力し、
自分にしかないものを見つけ、
一日でも早くみんなに追いつき、追い越したいと思います。
本当にありがとうございました。
私の中で何かが変わった日です。
これからも未熟者ですが、ご指導のほどよろしくお願いいたします。
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5:フィーッドバックを大切にする ~『仲間に映った自分』を活かす~
1日コースでは難しいのですが、
2日・3日コースの場合最終日に実施します。
当事者は別室で研修期間中の振り返りをラベル化している間、
グループの他のメンバー全員で協議して、
当事者の良かった点と改善点を期待と信頼と愛情をベースに、
メリハリのあるコメントをまとめプレゼントします。
自分なりに意識して行動したことを認められて喜ぶこともあれば、
日頃から意識している改善点をズバリ指摘されて、
一瞬ひるむこともあります。
ただ、どちらも研修期間同じ時間を過ごし、
同じ課題に取り組んだ仲間からのメッセージなので、
思いのほか響きます。
書いたラベルを渡すだけでなく、口頭で補足もするのですが、
中には他のグループが帰った後も
30分近く続けているグループもあります。
研修プログラムには、
”コミュニケーション”という項目は特に無いのですが、
研修全体を通して、
”相手を受け入れる”と同時に”馴れ合いにならず議論を深める”
というメッセージが伝わっており、
終了後もメンバー同士で情報交換している様子が
当事者だけでなく事務局様からも伝わってきます。
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